●実行委員長からのごあいさつ 
 世の中には、様々な人権課題、社会問題が数多く存在しています。そのような人権課題、社会問題に焦点を当て、現場の第一線で活躍されている方々を講師としてお招きして、参加者のみなさんと情報を共有し、みんなで学び、一緒に考えていくイベント、それが一月集会です。
 今年の一月集会では、全体会で足利事件を題材に取り上げ、冤罪発生のメカニズムを学び、刑事弁護のあり方を考えていきます。昨年から裁判員制度が始まり、日本の刑事司法にとって大きな変革の時期であり、また折りしも最高裁が布川事件の再審開始決定を下しました。このような時期に決して冤罪を引き起こさない刑事弁護のあり方を探求することは、我々修習生をはじめとする法曹を志す者にとって大変重要な意義のあることだと考えています。また分科会では、非正規雇用の労働問題、貧困問題と自己責任論、環境問題と法律家の役割、憲法問題として教育の自由、医療と国の責任をテーマに選びました。これらはすべて今ここにある人権課題、社会問題であり、これからプロフェッションとしての法曹になろうとするわれわれにとっては、法曹に課せられた社会的責任を実感でき、学ぶべきものがたくさんあると考えています。
 一月集会は学習の場だけではありません。人とのつながりを作る場でもあります。
 毎年全国から修習生、法科大学院生、修了生、弁護士の先生方が一堂に会し、一月集会は大規模な法曹交流の場となっています。懇親会や2次会、3次会でお酒を酌み交わしながら、法曹としての夢を語るのもよし、先輩から仕事の話を聞いたり、人柄に触れたりして目標とする先輩を見つけるのもよし、リアルに就職の相談をするのもよし、勉強の相談をして知恵と勇気をもらうのもよし、参加者のみなさんがそれぞれに有意義で素敵な時間を過ごしていただければと思います。
 思想信条を問わず、また、青法協への加入の意思の有無を問わず、これから法曹になろうとする多くのみなさんのご参加をお待ちしています。
 それでは、1月10日、11日の2日間、真冬の京都で、熱い時間を一緒に過ごしましょう。
  一月集会実行委員会
実行委員長 岩佐賢次
   
  ■現行第63期一月集会実行委員■
 
  実行委員長
副実行委員長
事務局長
事務局次長
IT事務
会 計
会 計
カンパ
カンパ
  岩佐 賢次
山本 悠揮
有簾 義寛
安武 慎作
三輪 和彦
亀井 千恵子
和田 篤
山際 誠
宇治野 壮歩 
  企画リーダー
企画リーダー・広報
広 報
監 査
監 査
 
  川津 聡
増本 志帆
舛田 正
木村 憲司
手塚 大輔
藤原 武士
樋口 裕子
中野 真
早田 由布子
 
 
     
 
 
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